鉄道模型とは?
鉄道模型とは?
鉄道模型とは「国際的に決められた一定の規格に基づいて製作された鉄道車両及び線路の模型」です。
鉄道模型では実際に模型として走らせる線路の幅も重要な要素なため、「縮尺と模型にした時の線路の幅」の組み合わせで表されます。
線路の幅を軌間と呼び、軌間=gauge(ゲージ)から、一般的に鉄道模型の縮尺は○○ゲージと呼びます。
日本で最も普及しているのは「Nゲージ」
スケール:1/150 レール幅:9mm
鉄道模型を表す単語としてよく「Nゲージ」でという呼び方をする事があります。
では「Nゲージ」とは一体どういう意味なのでしょう?
実際の鉄道での国際標準となるレール幅は1435mmです。この幅を標準軌と呼びます。
(1435mmよりも広い幅の線路を広軌、狭い幅の線路を狭軌と呼びます)
これを1/150の模型にした場合にレール幅(ゲージ)が約9mmになることからNine-gauge=Nゲージと呼ばれます。
近年ではプラスチックの精密成型の向上と低価格化が進み、現在日本で一番普及しているスケールの鉄道模型です。
○HOゲージ
スケール:1/87 レール幅:16.5mm
金属製のものが多くありましたが、現在ではではプラスチックモデルが普及しています。
日本で普及しているサイズは少しサイズの異なる1/80(線路幅16.5mm)です。
○Zゲージ サイズ:1/220
これ以上小さいスケールはないというアルファベットの最後の文字のZを採ってZゲージと呼ばれています。
昔では海外の一部のメーカーでしか種類がありませんでしたが、近年日本のZゲージメーカーが参入して日本の車両の種類が増えつつあります。
○その他
HOゲージより大きいものでOゲージやGゲージがあるほか、レール幅がNゲージで車体がHOサイズのHOナロー(narrow:狭い)、レール幅がHOゲージで車体がOゲージのOナローゲージがあります。