ラジコン

離れた場所から操縦できる楽しみを味わえるラジコン。

より華麗な操縦テクニックを磨いたりスピードを競い合ったりリアルな車体・機体を作ったりと楽しみ方色々

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ラジコンとは無線により遠隔操作する装置および方式でラジオコントロールの略でRCと表現されることもあります。大きく自動車・飛行機・船などの種類があるほか、用途も玩具用の手軽なものからエンジン駆動の限りなく実物に近い構造のタイプがあります。

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離れていても操縦できる仕組み

ラジコンはラジオコントロールモデルの略で、電波を利用して遠隔操作を行う模型です。私たちが操作した送信機の動きを電波信号に変換して発信し、ラジコンカーに搭載してある受信機でその電波を受取り、すぐさま電波信号をハンドルの動きやモーターなどの回転に変換して模型を動かしています。
 
 

チャンネル

チャンネルとは制御できる動きの数を表します。たとえば一般的なラジコンカーではハンドル(ステアリング)とアクセル(スロットル)の2つのチャンネルで操作する2チャンネル方式が使われています。ヘリコプターでは上昇・下降と左右回転の2チャンネルや前進・後進を追加した3チャンネルなどがあります。チャンネル数が多いほど細かな操作が可能になる反面、操作自体が難しくなってしまいますので、初めての場合はチャンネル数の少ないものから始めて、慣れてきたらチャンネル数の多いものに挑戦していただくのをオススメします。
 

周波数・バンド

複数の人が同時にラジコンを操作できるよう、電波の周波数を区切って使われています。この振り分けた周波数の区切りをバンドと呼び、それぞれの周波数帯の電波を発信・受信できるようにするための部品がクリスタル(水晶振動子)です。この周波数は電波法により厳しく管理されていて、地上用ラジコンの場合は27メガヘルツ帯に12バンド(01~12)、40メガヘルツ帯に8バンド(61~75)設定されています。最近ではクリスタルが不要な2.4Ghz送受信システムが開発され、自動的に空いているバンド域を探して使用するため、他の人のバンドを気にせず使えるようになっています。