プラモデル – どんな種類があるの?
車(乗用車・スポーツカー・バス・トラックなど)
(主なサイズ:1/20)
現在では着色整形されたパーツで構成されているものが殆どで、各部品を接着・はめ合わせるだけで作ることができます。車種によっては灯具やロゴを再現するためのステッカーや水転写式デカールが付属しています。
バイク
(主なサイズ:1/6、1/8、1/9、1/12)
車と同じく着色整形されたパーツで構成されているものが数多く登場しています。
車種によっては灯具やロゴを再現するためのステッカーや水転写式デカールが付属しています。
陸上兵器
(主なサイズ:1/35)
カーモデルに近いですが、戦車や軍用車などのミリタリーモデルは1つのジャンルとして確立しています。
車体は多くのものが茶色~グレー成型にねっていて、各種迷彩色にするには塗装が必要です。
戦車の様な覆帯(キャタピラ)を持つ車両では動力を取りつけられるものもあります。
船
(主なサイズ:1/200、1/350、1/700)
通常水中で見えない船底部分まで再現されているものと、艦船の喫水線より下を省略した1/700サイズのウォーターラインシリーズに分けられます。
接着剤なしで組み立てられるキットは少なく、機体の基本色に成型された船体をベースに
砲塔や艦橋を接着して組み立てていきます。
飛行機(戦闘機・航空宇宙関連含む)
(主なサイズ:1/60、1/100、1/144)
主として旅客機と戦闘機の2種類と、その他航空宇宙関連製品があります。
接着剤なしで組み立てられるキットは少なく、左右または前後数個に分割されたボディと各翼・ディテールパーツを順番に接着して組み立てます。
各航空会社や所属部隊などのロゴマークの再現用に水転写式のデカールが付属しています。
最近では一部製品で完全着色済・接着材不要のプラモデルも登場しています。
鉄道
(主なサイズ:1/70、1/75、1/80、1/120、1/150)
鉄道模型とは異なり、動力を持たないディスプレイモデルのものや電池よって動かせるものがあります。
ディスプレイモデルでは細かく部品が分けられていて、普段見えないような内部のディテールまで再現できるものがあります。
建築模型
(主なサイズは 1/700、1/350、1/200)
全国の名城や歴史建物・周辺建物を再現したプラモデル。
建物単体の他、建物とその周りの風景を切り取ったようなジオラマの様な形状のものがあります。
ガンプラ
機動戦士ガンダムおよびその派生シリーズのモビルスーツやモビルアーマーなどを再現したプラモデル。ガンダムのプラモデル「ガンプラ」としてジャンルが定着しています。
主なラインナップ
・HG(ハイグレード) スケール:1/144(一部例外あり)
ガンプラの標準的なシリーズ。予め着色整形されたパーツで構成されているので、塗装しなくても組み立てられる手軽さが特徴です。
・MG(マスターグレード) スケール:1/100
HGに比べて縮尺が大きいため、1/144スケールでは再現しにくかった変形機構を採用できるようになり、より精密な再現がされています。
・RG(リアルグレード) スケール:1/144
HGと同じスケールながら専用の骨格構造により関節部分の可動範囲が広がり、より細かな変形機構を再現できるようになっています。
・PG(パーフェクトグレード) スケール:1/60
「究極のガンプラ」をコンセプトにしたシリーズで、MGに比べて更に精密な表現が可能になっています。そのためギミックや部品点数が多いため、中~上級者モデルとなっています。
・SDガンダムBB戦士 ノンスケール
通常のガンダムのモビルスーツを2~3等身にデフォルメしたプラモデルシリーズで、戦国時代や三国志演義をモチーフとしたもの、通常のガンダムシリーズをデフォルメしたものなど多彩なシリーズが出ています。
特撮・その他アニメ
ガンプラのように着色済プラ・接着座不要のスナップオンタイプや未塗装のキット
様々な種類・サイズが発売されています。
○ミニ四駆
小型の動力モーター付プラモデルで、別売りの電池を使用することで走行が可能です。
車体キットを組み立てて電池を用意すればすぐに遊べるほか、様々なオプションパーツを組み合わせることもできるため自分だけのオリジナルマシンを作ることも可能です。
各々で作ったマシンを持ち寄り専用のコースで走らせてスピードを競い合う楽しみもあります。
競走用の他ミニ4駆と同一サイズながらリアリティを追及したものも登場しています。